シムシティー4では、火災が起こると緊急コマンドの「消防車出動」で消火に向かいます。
が・・・ 緊急コマンドにはもう1つ、パトカーの出動コマンドもあります。
これはとりあえず、暴動が起こったときに使用するものですが・・・
暴動は市長の支持率がおもいっきり低い時にしか起こらないので、普通見ることはありません。

と言う訳で、普段はパトカー出動コマンドなんて使う事はないのですが、しかし警察署を作っていれば、パトカー出動可能数はどんどん増えていきます。
こんなにあるのにいったいなんの役に立つんだ、と思うかもしれませんが・・・
実は、パトカーの出動で犯罪を起こしている犯人を逮捕する事もできるのです!

マップデータ画面の「犯罪」の項目を選ぶと、マップ各地で発生している犯罪の種類がアイコンで表示されます。
この犯罪の起こっている場所に行き、画面を最大に拡大してよ〜〜く見てみると・・・
犯罪が起こっている現場を見つけることが出来るかもしれません!
見つけたらさっそくパトカー GO!
うまくいけば見事犯人を逮捕してくれます。

ものすごく小さい人をよーく見ないといけないので、通行人が多い時ははっきり言って「ウォーリーを探せ」状態ですが・・・ 慣れてくるとハマれます。(^^;;

と言う訳で、ここではシムシティーで発生する犯罪の種類や見つけ方のアドバイスなどをご紹介します。



[ 射撃練習中]
街中で射撃練習です。 あぶないです。
まさに銃社会アメリカならではですね・・・

この犯人は左の画像の様に5パターンがあります。
どのパターンが出てくるかは毎回違うので、一般の人との判別が難しいですが・・・
共通しているのは、どれも立ち止まっていると言う事。
そして動きがあやしい事。
人通りが多いと難しいですが、よく見て判断しましょう!

*この犯罪は実際は「テーピング」と呼ばれるもので、子供がトイレットペーパーを家の屋根や庭の木など
  に投げるイタズラのようです。
  シム4のゲーム中でも、富裕層の住宅などでたまに見られる場合があります。
  ただ、このイタズラは日本では知られていないので、別のものにされているみたいですね。
 

[ 落書き ]
立派な犯罪です。 いけません。 アートじゃありません。
これも左の5パターンのどれかが出てきますので、立ち止まっている人を中心によく見て判断して下さい。
なお、この犯罪が発生し続けた建物には、右の様な落書きが壁に書かれてしまいます。
すごいでかいです。 4階まであります。
どーやって描いてるんでしょうか? ^^;;

[ パイ投げ ]
ナイスコントロール! すごく綺麗なフォームで投げてます。
シムシティーではパイを投げたら警察につかまるようです。 ^^;;

これは2人いて1人が振りかぶって投げてるので解りやすいでしょう。
楽しそうなんですけどね〜。 犯罪なんですかね〜。
投げられた方が顔を抑えてイヤイヤします。

[ フラッシュ ]
フラッシュとは変質者の事のようです。
「ほ〜ら見てごらん」というやつです。

茶色のコートを着た人が立ち止まってたまに手を広げるので割と見つけやすいです。
人通りのないところでもたまに一人でやってます。
捕まえても捕まえても出てくるので、シムシティーの住人はよっぽどストレスたまってるようです。

[ 勧誘 ]
ここからは中犯罪です。 アイコンがオレンジ色になっています。
勧誘って犯罪なのか? って感じですが・・・
まあ、あまりにしつこい勧誘はやっぱり犯罪でしょう・・・

これは見た目が全く普通の人なので見つけにくいですが、かならず交差点の近くにいて、動かずに立ち止まっています。
よーく見て判断するか、もしくはよく解らなかったら適当に近くの交差点にパトカーを派遣してしまいましょう。
信号機の柱の影になっている事もあるので注意です。

*この犯罪は英語版のシム4では 「売春」 になっているようです。
  さすがに日本のゲームで 「売春」 はまずいので、表現を変えているみたいですね。^^;

[ ひったくり ]
これは完全に犯罪ですね。
犯人は盗んだ後にダッシュでその場を去ります。

これは必ず被害者が黄色い服で、犯人が黒。
そして犯人が逃げ去っていくアクションが出るので、画面に出ていればすぐに見分けがつきます。
ちなみに画面端で発生すると、犯人は画面外に走っていきます。^^;

[ ケンカ ]
火事とケンカは江戸の華らしいですが・・・ やっぱりいけません。
そろって仲良く逮捕です。

これは人の多い場所だと意外に見つけにくいです。 服装が地味だからです。
ただ、2人がもつれ合っているように動いているので、よーく見れば発見する事が出来るでしょう。

[ 車泥棒 ]
最近日本でも多発中の犯罪の定番、自動車ドロです。
これも左の5人の犯人のどれかが出現しますので注意して下さい。

しかし、車泥棒は犯罪発生場所に行っても犯人が滅多に姿を現しません!
いたらラッキーぐらいに思ってください。
別に自動車を盗んでいるシーンが出てくる訳ではないです。

[ 薬 ]
ここからは重犯罪です。 まずは麻薬取引現場です。
「コレ、つまらないものですが・・・」 「あ、これはご丁寧に・・・」

これも現場に行っても滅多に犯人が姿を現すことがありません。
が、2人いて立ち止まっているので区別はつきやすいです。
また、この犯罪は人のほとんどいない郊外でもよく発生するので、そういう場所なら一発で見つけられます。

[ 脅迫 ]
「金を出せ!」 「ひぃ〜〜〜」 な重犯罪です。
もちろんこんな犯罪をほっとく訳にはいきません!?

この犯罪も犯人があまり姿を現さないので、逮捕しにくいです。
また、2人いますが、あまり動きがない上に双方とも普通の服を着ているので、かなり見つけにくいです。
白いワイシャツの人が手を上げているので、それで判断して下さい。

[ 暴行 ]
PK だ! Guards! (違
いきなり人をボコっと殴る、当然重い犯罪です。
しかも被害者に馬乗りになってボコボコ殴って逃走します。

これは動きがオーバーアクションなのですぐ見つけられるでしょう。
3マス分ぐらい大きく動きます。
しかも犯人がよく姿を表すので、重犯罪ながら検挙しやすい犯罪です。
とりあえず、慣れていない人はこれから探すといいかも。

[ 放火 ]
人の家を燃やして楽しむ、ちょっとねじ曲がった人。
燃やすなら自分のうちを燃やしてください。

これも左の5パターンの犯人のどれかが出現しますが・・・
この事件は滅多に発生しません。
しかし発生したら要注意です。その場所で火災が起こる事があるからです!
実害のある犯罪ですのでもしアイコンが出たらすぐ捜査に行きたいものです。



この他に 銀行強盗 がありますが・・・ これはまだ見たことすらありません。
一度でいいから起こってみて欲しいかも・・・(^^;

射撃練習、落書き、車泥棒、放火の4つの犯人は、5つのパターンのどれかが出現します。
そのため毎回同じ姿の犯人が出る訳ではなく、発生ごとに全く違ったりします。
これは覚えておかないとかなり見つけ辛いので注意して下さい。
この5人の犯人の姿は以下の通りです。

犯人その1、かがみ男。
中腰にかがんでいて、周囲をきょろきょろと見回しています。
見た目が普通の服装なので人ごみの中だと見つけにくいですが、立ち止まっているのでそれを元に判別しましょう。
いかにもあやしい感じです。
犯人2人目、赤頭男。
帽子をかぶっているのか染めているのか、頭が赤いです。
そしてオレンジ色のジャケットみたいな服を着ていて、それを開いて白いシャツを見せる(?)のを繰り返します。 よくわからない動きをするのですが、そこそこ目立ちます。
よーくみて判断しましょう。
犯人その3、腕組み男。
見た目は普通ですが、腕を組んで周囲をきょろきょろしています。
見張りをしていると言うか、周囲を警戒しているというか、そんな感じです。
パッと見は普通の人なので判別しづらいですが、立ち止まっている人を中心によーく観察してみましょう。
犯人その4、ゾンビ男?
この男は動きがほんとにゾンビみたいです。
ふにふにフラフラ動いていて、両手を振り上げたかと思うとそれを前に振り下ろします。
それをひたすら繰り返します。
服装は普通ですが、動きはアヤシイ&大きいので、それなりに判別しやすいです。
最後、犯人5番目、三人組。
これはもう、一発で見て解りますね。^^;
ピンクの服を着た人が混ざっている3人組で、地面が散らかっています。
よく見ると何やら宴会でもしているかのような動きをしていて、1人がバンザイしたあと何かを投げてます。 ハデな犯人です。^^;

ただし、事件現場に行っても必ずしも犯人がいるわけではありません。
いない場合も多いので、見つからない場合は無視して次の犯人を捜しに行きましょう。

逮捕についてですが、犯罪発生場所にパトカーを派遣して到着すればいいのですが、場所が微妙だったり到着しても逮捕できなかったりする場合があるので、複数のパトカーを派遣した方がいいでしょう。
また、ある程度の範囲で場所が動いたりするので、見失ったら周囲を探してみてください。

犯罪を見つけた時に「一時停止」ボタンをおして、ゲームを一旦止めてからパトカーを派遣するのが簡単な方法です。
ただし、逮捕した後で一時停止を解除しないと、いつまでたってもそこに犯罪が残り続けますので注意。
ちなみに、停止したままそこにまたパトカーを派遣すれば、何度でも逮捕シーンが出てきます。 ^^;


なお、この「プレイヤーによる逮捕」は、別にする必要はありません。
警察の効果範囲内ならば、全てではありませんが毎月犯罪者を逮捕してくれるからです。
警察をダブルクリックすれば、範囲内で起こった犯罪数と逮捕者数が出るので、そこで範囲内の犯罪をどれだけ逮捕できているかが解ります。
まあ、1つのオマケみたいなものでしょうか。^^;
ただ、自分で逮捕した分は必ず逮捕数に加えられると思いますから、自分で捕まえれば一応防犯効果はアップしていると思います。